特産品をブランド化する新しい試み

特産品をブランド化する新しい試みとして、群馬県みどり市では10月12日に知名度の高い特産品をみどり市内の業者が生産、製造した一押しの食品や工芸品など27点を「みどり市ブランド」に認定しました。これからはホームページや広報紙、さまざまなイベントを通じて「みどり市ブランド」を積極的にPRしていくということです。

みどり市ブランドの第一号の認定商品は7月に募集し「岩宿遺跡の石器サブレ」「マンモス焼(やき)」など日本に旧石器時代があったことを証明した岩宿遺跡にちなんだものや、「舞茸(まいたけ)せんべい」「猪(いのしし)肉の缶詰」「えごま油」など地元の特産品を使ったものが多く並びました。10月4日に開かれたみどり市ブランド審査会で、商工、農業団体の役員や一般市民ら14人で味や風味、デザイン、原材料へのこだわりなどを基準に審査しました。日本農林規格法にも照らして、品質表示などに問題がないかも確認し、申請のあったすべての商品が認定されました。

みどり市ブランド認定商品に張るシールや店頭、イベントなどで掲げるのぼり旗のマークには、桐生短大アート・デザイン学科二年の渡部亜由美さんの作品が選ばれました。みどり市広域調整室では、市を代表するお土産品として、市町村合併で誕生したみどり市の名前を広めるほどの商品に育ってほしいと期待を寄せていました。