ブランドが春夏パリ・コレで新作披露


ブランド08年春夏パリ・コレクションが9月29日から10月7日まで開催され約120のブランドが新作を披露されます。初日の29日は新進のブランドに続いて、30日から注目のブランドのショーがパリ市内の各地で開かれます。

08年春夏パリ・コレクションは、史上初となるインド人デザイナーが参加します。インド出身のマニッシュ・アローラはインドでデザインを勉強した後、1997年に自身のブランドを立ち上げ、最近はロンドンに活動の場を移しています。今シーズンからパリ・コレクションに参加して「より多くのバイヤーとプレスの人々に見てもらうため」と意欲を示しています。現在はインド国内に直営店を5店舗、海外に75店舗を展開しています。

タイのSirivannavari Nariratana王女やタイ王国のシリキット王妃の孫娘のまだ20歳のNariratana王女は、バンコク市内の専門学校でファッションデザインを学んだデザイナーです。今では、2つものブランドを抱えています。

日本からは山本里美がパリで初舞台を踏みます。山本里美は1999年10月にワイズ ビス リミのデザイナーに就任しましたし、02/03年秋冬コレクションからリミ フゥとして東京をベースに活動を続けているデザイナーです。30日には、日本から参加したミナ・ペルホネンのショーがあります。今回は凝った生地を使った、ぬくもりのあるナチュラルスタイルの服が中心です。

最近の傾向としまして、ミラノ・コレクションでは、クラシックな傾向からナチュラルな色柄の服が主流になっていましたが、パリコレではどんな傾向を打ち出すか注目されるところです。