三井物産、「SPEEDO」ブランド展開へ

三井物産は15日、英国スピード・インターナショナルと、水着ブランド「SPEEDO」の日本におけるトータル展開につき、ライセンス契約を締結したと発表した。同時に、スイムウエア・ゴーグル・アパレル等、「SPEEDO」の主要商品カテゴリーの開発・製造・販売を担当するパートナーとして、スポーツ用品大手ゴールドウインとのサブライセンス契約も締結した。

 「SPEEDO」(スピード)は、スコットランド人移民アレキサンダー・マックレイによって、1914年にオーストラリアで創立されたアンダーウエア製造会社「マックレイ・ホーザリー・マニュファクチャラーズ」を発端とし、1928年に誕生したスイムウエアブランド。現在173ヶ国で展開され、数多くのトップスイマーをサポートしている。「SPEEDO」を着用した選手は、2000年シドニーオリンピックの水泳競技で81%、2004年のアテネオリンピックでは54%のメダルを獲得している。

 日本ではこれまで、ミズノがスピード・インターナショナルと40年以上にわたってライセンス契約を締結してきたが、水着ブランドをミズノに統一して世界展開をするため、2007年5月末をもって契約を終了する。三井物産とゴールドウインは、ミズノの契約終了後、2008年春夏シーズンより販売を開始する予定。

IBTimes - 2006/12/16