ユニクロが上海にアジア最大店舗


カジュアル衣料「ユニクロ」は9日、中国上海市浦東新区のショッピングモールにアジア最大の約2200平方メートルの店舗をオープンした。先月開店した米ニューヨークのソーホー店に次ぐ世界でも2番目の規模。

 新店舗は世界の流行を取り入れ、通常店より3割多い550種類の商品を置き、上海の旗艦店とする。

 これで中国では上海に7店、浙江省杭州に1店の計8店となる。

 開業式典には同社を展開するファーストリテイリングの柳井正会長が出席し、「上海は世界のアパレル産業にとり重要市場。上海での成功が世界ブランドに導く」とあいさつした。

 ユニクロによると、商品価格は日本と同水準で、ダウンジャケットは市内の一般商店の3倍前後の500元(約7500円)程度、セーターが200元程度。庶民にとり低価格とは言えないが、質が良いと評価されており、所得水準の高い上海に集中して、販売を拡大していく戦略という。 (共同)

【写真】9日、上海市内にオープンしたユニクロのアジア最大店舗  Photo By 共同

スポーツニッポン - 2006年12月9日