密輸やニセブランド品など展示/市役所ロビーで税関展


 石垣税関支署の「税関展」が5、6の両日、石垣市役所ロビーで開かれている。

 同展示は「税関記念日」(11月28日)の一環で、広く地域住民に税関行政を理解してもらうのが目的。

 会場にはこれまで押収された、ワシントン条約で国外に持ち出しが禁止されているクマの毛皮や象牙、ニシキヘビの皮、ブランド商品のコピー、覚せい剤の密輸などが説明されたパネルが展示されていた。

 石垣税関支署の福本哲男統括監視官は「覚せい剤や拳銃は1度国内に入ってしまうと、探し出すのが難しい。水際で食い止めることが大切。一般の人たちに税関の仕事を理解してもらい、不審な船や不審者の目撃情報があればすぐに知らせてほしい」と話した。
 密輸情報は沖縄地区税関(0120-461-961)まで。

八重山毎日オンライン - 2006年12月5日