ワコール 下着の新ブランド投入、ASEAN狙い


ワコールホールディングス(京都市南区)は、ASEAN(東南アジア諸国連合)地域でデザインや価格を統一した下着の新ブランド「sorci age(ソルシアージュ)」を3月から発売する。
 新ブランドはこれまでの30~40代の富裕層を対象とした高級ブランドと異なり、顧客の多い18~24歳のヤングキャリア層を狙った。ブラジャーが2000円前後、ショーツが700円前後の統一価格と手ごろな価格を設定する。
 当初はマレーシア、インドネシア、フィリピン、シンガポールの4カ国の百貨店を中心に約120店で販売し、2009年までに約190店舗に増やす。5年後には4カ国以外の国にも進出し、ASEAN地域で売上高10億円をめざす。
フジサンケイ ビジネスアイ - 2007/1/30