化粧品ブランドの高級感:若年層中心に「ロレアル」が高評価


 サーチナ総合研究所と株式会社野村総合研究所(NRI)が共同で実施した調査によると、世界の主要化粧品及びトイレタリーメーカー5社のうち、高級感があるとの回答が最も多かったのは「ロレアル」で、続いて「資生堂」「P&G」の順となった。

  調査は新秦商務咨詢(上海)有限公司(上海サーチナ)を通じて2005年11月1日から23日の期間に行われ、北京市、上海市、広東省を中心とする中国全土のモニター約7000人から有効回答を得た。

  調査対象となったのは花王、資生堂、ロレアル、P&G、ユニリーバの5社で、女性のみ(約3500人)を対象に行われた。5社のブランドイメージについて高級感があるかどうかを尋ね、「非常にあてはまる」と「あてはまる」の合計を比較した。全体の7割以上の回答を得たのは、「ロレアル」(74.5%)と「資生堂」(73.1%)の2社。トップの「ロレアル」は、地域別では「西部主要地域」(81.0%)、月収別では「999元以下」(77.6%)、世代別では「10代」(80.2%)で支持を集めている。

中国情報局ニュース - 2006年12月5日