「京都ブランド」推進に向け、連絡協議会を設立


 京都府、京都市、京都商工会議所は、京都府域にある「京都ブランド」に磨きをかけ、街としての魅力や品格、すなわち「都市格」を向上させることを目的に「京都ブランド推進連絡協議会」を設立した。設立は2007年3月23日付け。

 京都は、西陣織や京友禅、京焼・清水焼をはじめとする伝統工芸品から、京料理や京野菜、京菓子など数多くの「京都ブランド」を抱えるとともに、豊かな自然環境をはじめ千二百年の歴史、文化が美しい景観や街並みを育んでいる。

 こうした京都府域にある「京都ブランド」に磨きをかけるため、京都の都市と地域ブランドの向上に携わる京都府、京都市、京都商工会議所が、相互に情報を共有しながら、連携と協働を進めるための基盤とする。将来的には、各種団体、大学、企業等の参画を得ながら、この協議会を発展させて京都に関連するあらゆる組織が連携する「京都ブランド推進機構」(仮称)へとつながることを目指すという。



ブランド総合研究所 - 2007年4月20日