ファミリーマート、壮年層向けの高質高単価弁当「匠のごはん(三段重)」を期間・数量限定発売


 ファミリーマートは、素材や彩り、高質感にこだわった「匠のごはん(三段重)」第2弾を、3月27日~4月2日の期間限定の3万食限定で、ファミリーマート約6600店舗で発売する。

 「匠のごはん(三段重)」は、壮年層が弁当に求める「厳選・旬の素材」「手間、製法」「彩り」といったこだわりの要素ふんだんに盛り込み、和食の基本である「煮物」「焼物」「揚物」「和え物」をバランス良く配した、贅沢な弁当に仕立てた商品。12月に発売した第1弾は、壮年層の客層を拡大したという。

 3月後半から4月上旬は、春休みでお花見や行楽シーズン。「匠のごはん」は、レンジアップの必要がなく、付加価値の高い素材をふんだんに使った弁当のため、おでかけのお供に最適なんだとか。そのため、この時期に合わせて、素材、製法にこだわった「匠のごはん」を展開することで、弁当の売上向上を図っていく考え。

 商品は三段重で、素材の産地や製法、味付けの一つひとつにこだわり、季節を意識した商品開発に取り組んだという。一の重には、活〆穴子を使用した「活〆穴子重」。そして、二の重には、春の旬の食材である“竹の子”を使用した煮物、“菜の花”のお浸しや厳選国産素材を使用した「北海道産いくら」のみぞれ和え、「東北産黒毛和牛」の牛ごぼう、食後の甘味として草餅等の「和のおかず」。三の重には、人気のにぎり寿司と春の旬の食材“鰆”“そら豆”を使用した焼物、揚物の「お寿司と和風のおかず」。また、ご飯には、食味、ブランド価値とも非常に好評の「金芽米」を使用する。

 ファミリーマートでは、商品政策軸のひとつである「ジェネレーションマーケティング」の一環として、2003年から40代~50代の社内・取引先の部長・役員を集め、“おやじの、おやじによる、おやじのための”商品開発チーム「おやじプロジェクト」を結成し、定期的に商品を発売してきた。「匠のごはん」についても、同世代の壮年層をメインターゲットに、商品開発を進めてきたという。今後は、四季の祝い事などのイベントに合わせて展開する予定。

 また、今回の「匠のごはん」は、求めやすい価格の商品から、高付加価値かつ高単価商品などまで、価格を上回る価値を持つ商品をバランス良く品揃えをし、消費者に提供する「プライスマーケティング」の観点からも開発したものだとしている。

マイライフ手帳@ニュース (プレスリリース) - 2007/3/19