米顧客リテンション率トップはトヨタ…JDパワー


JDパワー社が行った今年の自動車メーカーごとの顧客リテンション(維持)調査によると、リテンション率トップはトヨタブランドで、昨年の1位のレクサスを抜いたが、どちらもトヨタグループのブランドだ。

トヨタ車のリテンション率は63.9%で、業界全体の平均47.9%を大きく上回る。この理由についてJDパワーでは「トヨタが与える長期、短期双方の品質への信頼感により、トヨタ車はリセールバリューが非常に高い。それが顧客ベースを広げる事にも役立っている」と分析している。

同様にリセールバリューが高いホンダのリテンション率も60.3%と高い。

一方ビッグ3は、GMのキャデラックブランドが米国ブランドでは55.5%でトップ、シボレーブランドが55.3%。この2つにフォードブランドを加えた3つのみが業界平均を上回る結果となった。

【写真】トヨタRAV4

レスポンス - 2006/12/7